1975年9月15日

あんぜんバンド

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めかくしランナー
(75.9.14田島ヶ原LIVE)

● 写真撮影・提供:土屋勝 ●

personel
長沢 博行(vo,b)
相沢 民男(vo,g)
相沢 友邦(ch,g)
中村  哲(key,sax)
伊藤純一郎(vo,ds)

memo

2日間に渡って開かれた75年の「田島ヶ原」に、安全バンドは両日とも出演している。1日目(14日)はトリのウエストロード・ブルース・バンドの前、この2日目(15日)も、四人囃子、頭脳警察の前のはずだったが、両バンドが予定通り出る形にならなかったため、安全バンドがBird’s Eye Viewの後を受けたトリでの出演となった。

1日目(14日)の音源は残っているものの、残念ながらこの日のものはないので、選曲を含めどんな演奏になったのかはよくわからない。記憶もない。

どのみち管理人が「田島ヶ原」でゆっくりバンドを観るヒマがあったことはないが、2日間に渡ったこの年の企画の最終盤ということで、撤収に向けた業務にいよいよ追われまくって、例年にもまして安全バンドは観ていなかっただろう。

これは「田島ヶ原」に限ったことではなく、バンドのパフォーマンスなどステージ上の状況については、主催者の我々より、当然客としていた人のほうが一部始終をよく観ていたはず。もしURCのコンサートで何か覚えていることがある方がいたら、どんな小さなエピソード、あいまいな記憶でもいいので、contact(メール)からお知らせいただけると嬉しいです。


さてスライドショーの注釈をしておこう。

1枚目は、安全バンドのマネージャーでありURCスタッフでもある滝口修一がmcをしているところ。タイミング的には、たぶん帰りのバスの時刻について告知しているのではないかな。

2枚目は、演奏前にチューニングをする相沢民男。メイン・ギターのレス・ポールではないので、スペア用のギターだろう。

その後、その相沢民男がリード・ヴォーカルをとる写真が続く。ワウを踏み込むショットがあることと、バンドのたたずまいから、演奏している曲は「すべてが消えた今」だと思われる(なお同曲は、前日は演奏していない)

そしてキーボードを弾く中村哲。右側に立っているのは、モニター用に使われたヤマハのトーン・ゾイレ*。左側手前にあるのは、中に回転するスピーカーが仕込まれたレズリー・スピーカー(のキャビネット)。背中側にハモンド・オルガンも写っているが、共にもとはといえば荘厳なパイプ・オルガンの響きを狙って開発されたもので、どちらも中にモーターだのアンプだのが詰まっていてやたらと重く、搬入搬出時には泣かされました(笑)

ラストはステージ後方から客席のショット。客席側が真っ暗の闇の中であることがわかる。

*〜同一のスピーカーが縦に複数並んで入っているタイプのスピーカー。


参考までに前日(14日)のセット・リストを。

1.めかくしランナー
2.花は散らない
3.13階の女
4.昔のように
5.けだるい
6.Discover Japan〜Boom Boom〜My Bonnie
7.月まで飛んで

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